Home
目次
各章の内容
表紙カバー
訳者について
原書について
購入申込み/問い合わせ
書評
リンク
−行動と生態の多様性−









コーベット教授の紹介

 名著 "A Biology of Dragonflies" の著者として有名なコーベット教授は、国際トンボ学シンポジウム(隔年開催)で毎回開かれてきた "コーベット・セミナー"の講師としてもよく知られている。日本にも1980年の国際昆虫学会議(京都)、1993年の国際トンボ学シンポジウム(大阪)を含め数度訪れ、多くの知友を得ている。

 略歴にも示したように、ケンブリッジ大学ではウィグレスワース教授の指導のもと、コウテイギンヤンマの生活史の季節的調節を始めとした昆虫の生活史調節機構の研究で優れた業績をあげた。

生まれはマレーシアのクアラルンプール。 南米・南極をのぞくすべての大陸に長期滞在し、トンボを中心とした昆虫学の業績を積んでいる。中でもトンボ類の生態・行動については世界の第一人者であり、その造詣をいかんなく発揮したのが「Dragonflies: Behavior and Ecology of Odonata」(日本語版: トンボ博物学−行動と生態の多様性−)である。 


略 歴

英国レディング大学理学部卒業
ケンブリッジ大学で昆虫学博士号取得
ウガンダの東アフリカ淡水魚調査機構等研究員
カナダ農業省昆虫調査局長
カナダ・ワーテルロー大学生物学科主任教授
ニュージーランド・カンタベリー大学教授
英国・ダンディー大学生物学部長
英国トンボ学会初代会長・名誉会員
国際トンボ学会名誉会員
英国エディンバラ王立協会会員
ダンディー大学名誉教授
エディンバラ大学名誉教授
世界トンボ協会元会長 
 


著書

Dragonflies: Behavior and Ecology of Odonata

Cornel University Press, (1999), xxxii+829pp.,

A Biology of Dragonflies

Witherby, London, (1962), xvi+247pp.,

Dragonflies

Collins, London (1960), xii+260pp.; coauthored by C. Longfield and N.W. Moore

inserted by FC2 system