トンボ自然史研究所について
トンボ自然史研究所(代表:生方秀紀)は、国内外のトンボの自然史(生活史、行動、生態、進化)について、野外調査および文献調査に基づいて研究を行い、それをもってトンボとその生息地の保全の活動や、トンボの生物学の知識の普及に貢献することを目的に、2014年8月17日に設立されました。
当研究所代表の生方秀紀は、1970年代に大学院入学と同時に本格的なトンボ研究を開始し、1979年にカラカネトンボのナワバリ性と個体群動態についての研究で、北海道大学より理学博士号を授与されました。以後、北海道教育大学で教鞭をとりつつ、トンボの調査研究を続けてきました。
2013年、大学を定年退職したのを機に埼玉県に移住し、上記の目的を実現するための拠点づくりの構想に着手しました。その構想が固まった2014年8月に、このトンボ自然史研究所を立ち上げました。
以下に、代表のこれまでの調査研究活動の概要をご紹介します。
調査活動:
◇国内では、これまでに、北海道、東京都(小笠原諸島)、長野県、沖縄県(本島、石垣、西表)等でトンボの観察、調査を行いました。
◇国外では、これまでに、南極を除くすべての大陸のトンボ生息地を訪れ、生息状況の視察、研究者との交流などを行いました。
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研究活動:
以下の分野に関して研究を行い、著書・論文等で発表しています。
◇行動生態学:なわばり行動、求愛行動、交尾行動など。
◇生活史、個体群動態、死亡要因の分析などた。
◇トンボの生物多様性と保全。
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